先日、東京で講演してきました。私にとって講演会は、ライフワークとして、日常診療と同じように大切なイベントです。診療時間では伝えきれない事、またはアトピー性皮膚炎に対して私が考えている事を集約して伝えられますし、広く社会にアトピー性皮膚炎のステロイドフリー、プロトピックフリーの治療の効果を知って欲しいという願いもあります。
 アトピー性皮膚炎は、原因が多数ある疾患なので、ステロイドフリー、プロトピックフリーの治療だけでは改善には不十分な事があります。その方々が日々生活している、食生活を含む生活習慣を規則正しくする事、またストレスの克服等も合わせてする必要があります。あるアトピー性皮膚炎のお子さんは、スナック菓子を食べてばかりいましたが、私のアドバイスをきいて、スナック菓子を一切辞めて、和食主体にし、更に納豆を食べるように勧めた所、毎日食べてくれて、みるみるうちに改善して治癒しました。もちろん治療が効果的ではありましたが、改善度が非常に早く、このプラスアルファの効果は健康的な食生活の賜です。ある成人の方は、仕事で夜寝るのが遅く、アトピー性皮膚炎がなかなか改善しませんでしたが、ライフスタイルを朝方に変えた所速やかに改善して、そして治癒しました。ポイントは帰宅後すぐ寝ることで12時前には寝る事ができ、夜間の成長ホルモン等の分泌が回復し、それが皮膚に良い効果を生み出したためでしょう。こういうような事を詳細に講演会ではお話できます。講演会は5月に1回、6月には2回あります。ちなみに2月には4回続けて講演しました。こういうのを私は講演会ツワーと呼んでいます。講演の準備にも時間がかかりますが、なるべく多くの方々に、アトピー性皮膚炎の実態、そして正しい治療と健康な食生活、更にストレスを克服すればアトピー性皮膚炎は治癒するというメッセージを届けたく、積極的に講演会の依頼には答えてツワーに行っている日々です。
 幸い、現在のクリニックのブレインやスタッフの方々は、講演会の意味、意義をよく理解してくれ、私が講演会へいくのを支援してくれています。時に平日の講演会もありますので、そういう時はクリニックを休診にせざるを得ないのですが、その事情も理解してくれています。ありがたいことです。しかし、過去に勤務した病院では、収益に直接結びつかない講演会の意味を理解せず、残念ですが精神的にですが支援が得られない事がありました。でも講演会をする事は、患者さんの方々も私の治療や勤務する病院を知って、それで受診して下さるので、病院の情報提供にも適しています。無理解な事は社会のどこでも起こりますし、過去は過去です。世界に向かって正しいアトピー性皮膚炎の情報を発信する、というモットーに賛同してくれる現在の素晴らしいスタッフに囲まれて、今後も講演会ツワーに謙虚に尽力します。ちなみに、秋には長野県の松本市や北海道の旭川市、神奈川県の厚木市等でも講演が予定されています。皆様に情報を届けるべく、判りやすく楽しい講演会を心がけ準備をする日々です。
 尚、ホームページにも掲載しましたが、8月17日(日曜日)は、クリニックのすぐ近くのアルカスホールで、参加費無料で私の講演と、『「笑顔のわたし」でいたい』の著者である鎌田文世さんとのトークもある、イベントを開催します。質問コーナーもありますので、是非ご参加されて、アトピー性皮膚炎について、日頃気になる事、確認したい事、その他何でもご質問下されば幸いです。皆様の質問に答え、皆様がアトピー性皮膚炎により理解を深めて頂き、少しでもお役に立てれば、本当に嬉しく思います。
 

昨日の5月17日の土曜日は、開院後の初めての土曜日という事で、患者さんが多く(60人くらいと思っていました)受診されるだろうなと予測して、前日から心構えもして、その日は朝食もしっかりとって臨みました。しかし、受診した方々の人数は73名と(内、1名は時間切れでキャンセルで、別の日に受診されます)、予想を遥かに超えていました。更に、新患の方々も多く、説明、検査に時間がかかり、私は集中して診療していましたので時間が経つのが判らず、気が付いたら14時ー15時をすぎていて、当然昼食もとらずにそのまま夕方になだれ込み、最終の方が終わったのが20時を回っていました。待ち時間が長い方は、6−7時間お待ち頂いたわけです。これだけ長時間外来診療をしたのは初めてです。受診された方々は長時間の待ち時間にもかかわらず、病状を理解して、治療に満足して帰られました。長時間お待たせして大変疲れたと思いますが、それを理解して頂き、スムーズに診療できたことに対し、受診された方々に感謝致します。また、当院のスタッフの皆様にも、本当に疲れも見せず、いきいきと診療を手伝って頂き、深謝いたします。
 終わった後は、私は充実感からか(充実しすぎてたかもしれませんが)、やりきった爽やかな気持ちで帰途につけました。しかし、他府県からの患者さんも多く、帰宅した時には夜遅くなった方もいらっしゃると思います。皆様、お疲れ様でした。
 

5月2日にプレオープンし、12日にグランドオープンしました。色々予想外の事が起こり、スタッフ一同驚きと喜びを感じております。最初の驚きは、患者さんが非常に多く受診されていることです。私が以前から診療させて頂いている患者さんに加えて、新患の方々が、他府県から(遠くは山口県、宮崎県からも)受診され、その為、午前中の外来が午後遅くまでかかり、待ち時間が長いため、5月は午後の診療を急遽中止させて頂いています。6月からは午後も診療いたしますので、どうぞご理解下さるようお願い致します。皆様、色々な所からこのクリニックの情報を知って受診されていると思います。ありがたいことです。一人一人の患者さんと丁寧に向き合おうというモットーを心に、スタッフ一同奮闘する日々です。
 次の驚きは、開院祝いの花(胡蝶蘭やプリザーブドフラワー)や時計等の色々の贈り物が、知人、先輩の方々から頂きましたが(ありがとうございます)、それ以外に何と患者さん達からも祝いの花や様々な贈り物が届き(またまたありがとうございます)、その為クリニックは花で埋まり、室内に入りきれない花は、廊下や階段に置かせてもらっています。おかげさまで高価な胡蝶蘭の大群に囲まれて、優雅で明るい雰囲気になっております。なるべく開院は簡素にと思っていましたので、これも全く予想外でしたが、贈って下さった方々には心から感謝致します。
 そういう予想外の日々ですが、スタッフ一同、患者さんの為に、という基本精神を持って、ステロイドフリー、プロトピックフリーのアトピー性皮膚炎の治療に精進したく存じます。受診の皆様には、待ち時間等でご迷惑をおかけしますが、平日の早い時間なら比較的待ち時間が短いので、そういう時に受診下さいれば幸いです。しかし、逆に土曜日は3−4時間待ちになると思われますので、受診の際はその事をどうぞご理解下さい。
 それでも待ち時間短縮の為に、院内での薬剤調合もしておりますので、成人の方、また外用薬だけの方には院内調剤で診察終了と共に、お薬を渡せます。小児の粉薬は院外薬局での調剤となります。そのような努力もしております。後、毎月第二日曜日の午前中は予約診療をしておりますので、平日受診できない方はそれをご利用下さい。


 


 


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